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もう1度やさしく原価率のお話をしよう。

      2018/05/12



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書店に行くとよく “学校では教えてくれない○○○” 的なタイトルの本を目にします。

今回は原価率のお話を優しく解説します。

ここで説明する原価率のお話は、決して学校で教えてくれないことではありません。

簿記の学校や、原価計算の授業、管理会計の講義では必ず教えてくれる原価率のお話です。今さら聞けない原価率のお話です。

飲食店の経営者によっては、この分野以外の出身の方もいらっしゃるはずなので、敢えてここで原価率の優しいお話をします。

まずは原価とは?

原価率についてお話する前に、まずは原価についてお話します。原価とは、ざっくり言うと、製品・商品を作るためにかかったコストです。

レクサスを例に説明しましょう。

レクサス1台を製造するために、材料費1,000、工員の人件費2,000、工場の水道光熱費などの経費3,000発生したとします。この金額の合計6,000が原価です。

レクサスの原価は6,000/台ということになります。

原価=材料費+人件費+経費

※ 理解しやすいようにするため、間接費は無視します。

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原価は、材料費と、工場で働く人の人件費、工場で発生する経費の合計になります。

学校でも、原価とは材料費、人件費、経費の合計と教えてくれるはずです。

そして原価率とは?

原価率とは、原価を売価で割った値です。

原価率=原価÷売価

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上の図より原価率は50%ということになります。

50%=6,000÷12,000

試験問題で原価率の問題が出た場合、上の例では原価率50%が正解です。

材料費1,000÷売価12,000=8.33%が正解になることはありません。

よく飲食店の原価率は、原価率=食材÷売価と説明している軽めのビジネス書などを目にすることがありますが、学校で教えてくれる原価率を基にすれば、この説明は決して正しくないことになります。

もっとわかりやすく言い換えると、学校で教えてくれる原価の説明に依れば、料理人やシェフの人件費や厨房の水道光熱費なども原価に含まれるということです。

ちなみに監査法人などのプロが書いた実務書では、原価率について、学校で教えてくれるように記載・説明しています。

最後に

まずはPLに計上されている売上原価の内訳を確認してみましょう。

例えば、A社は原価として材料費・人件費・経費を集計していて、B社は原価として材料費のみを集計しているとします。

A社とB社は、原価の集計範囲が違うので、両社を比較することは無意味です。

原価率について、もう少し知りたい方のために原価率に関する記事を一覧にしました。

参考:【まとめ】原価率に関する記事を一覧にしてまとめました。

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