飲食店の売上高営業利益率ランキング

      2016/11/10



ミラノ風ドリアという、サイゼリアの定番商品があります。サイゼリアは一応、イタリアンのお店なので、ドリアもイタリア料理だと思いがちですが、イタリア本国のリストランテ、トラットリアなどでドリアを食べたことも見たこともありません。

そこでwikiでドリアのルーツを調べてみると

このドリアとは別に、イタリアの貴族・ドリア一族のためにパリのレストランが創作した、イタリア国旗の三色にちなんでトマト、キュウリ、鶏卵などの材料を使って作られた料理

とあり、ジェノバの名家ドリア一族のために作られた料理のようで、イタリア料理ではないようです。

さて今回は、飲食店の売上高営業利益率を見てみます。

飲食業の売上高営業利益率ランキング

まず売上高営業利益率ですが、以下の式で算定されます。念のため。

売上高営業利益率=営業利益÷売上高×100

基本的な財務諸表の読み方については下の記事で簡単に確認できます。

ビジネスマンのための財務諸表の見方と読み方

profit

データの出所は帝国データバンクが公表している、2015全国企業あれこれランキングです。

ランキング外になっている有名企業の営業利益率としては、スターバックス8.7%、壱番屋10.3%、トリドール7.5%です。

ランキング1位はひらまつですが、売上高営業利益率は群を抜いています。リストランテASOに伺ったことがありますが、価格は高いですが、味も確かに美味しいうえに、サービスレベルも高いと思いました。

ひらまつwebサイト
http://www.hiramatsu.co.jp/

話は少し逸れますが、パスタの味が都内でも屈指のイタリアンがあったのですが、接客があまりにも酷い状態でした。ときどきそのパスタが食べたくなるのですが、あまりの接客の酷さにそのお店には足を運ばないようにしていました。他のお客さんも、同じように考えたのか、ひさびさにそのお店の食べログを見てみたら「閉店」になっていました。

料理が美味しいだけでは、飲食店経営は成り立たない一例です。ひらまつは接客レベルも高いです。

何故、ひらまつの売上高営業利益率は高いのか?

なぜ、ひらまつの売上高営業利益率が2位以下に約10%に近いのかという疑問が沸いてきます。

答えは簡単です。付加価値の高いサービスを提供しつつ、販管費を抑えているからだと思います。

付加価値が高いということは、商品単価が高くなります。そうすると必然的に、原価率は下がり、販管費を抑えれば売上高営業利益率の上昇要因になります。

ちなみに、ひらまつの原価率は37%です。低価格路線を採っている日高屋の原価率は約27%、トリドールは約24%。

ひらまつと日高屋やトリドールの売上高に占める販管費率を比較してみると、ひらまつが約38%なのに対して、日高屋が約60%、トリドールが約69%です。

ちなみに、ひらまつや日高屋、スタバなどの原価率、人件費率、FLコスト、平均給与のデータはリンク先の記事に記載しました。

参照:あの人気飲食店の人件費率と原価率、FLコストはどれくらいか?

ひらまつは販管費を抑えていることが容易にわかります。

この数値を見る限り、ひらまつは巧く経営していることがわかります。

最新の飲食店の売上高営業利益率ランキングをリンク先にアップしました。順位に大幅な変更が、、、

参照:【最新】飲食店の売上高営業利益率ランキングを発表!

この記事が気に入ったら、シェアして頂けると嬉しいです!

Facebookの"イイネ!"をクリックすると、最新の更新情報が届きます!



レコメンド

1
【保存版】無担保・無保証で借入する!その制度融資とは?(利用者の声あり)

起業や開業をするとき、または既に会社を設立している経営者が新規事業を開始するとき ...

2
月刊誌【飲食店経営】11月号の特別企画に掲載されました。

飲食店経営2016年11月号の特別企画で、私の事務所で執筆したマイナンバー実務に ...

3
飲食店経営における管理会計とKPIのキホン

誤解の多いところですが、会計には3種類あります。 その3つの会計とは、財務会計、 ...

 - ランキング, 経営管理, 飲食店経営, 飲食業界レビュー