【保存版】飲食業の市場規模推移を飲食店の業態別にプロットした。

      2017/05/22



飲食店は流行り廃れが激しい。ちょっと人気が出たと思っても、油断するとジョジョに売上が下がり始め、ジリ貧になってしまいます。例えば、ミシュランに掲載されたとしても、その後閉店になっているお店も実際にあります。

そこで今回は飲食店の継続に影響を与える外食産業の市場規模について、業態別に見てみることにします。


2014年版、飲食業の市場規模推移をグラフにしてみた

市場規模(出所:公益財団法人 食の安全・安心財団公表資料より作成)

これを見れば1997年以降の生産年齢人口の減少の影響(下の図)で外食の市場規模が縮小していることがわかります。

因みに政府公表資料では、1997年以降に生産年齢人口が減少していることが確認できます。

今では、人口減少の煽りを受けて、いろいろな業界の市場規模が縮小しているというのが、もはや定説です。

確認 日本の人口減少推移

jinkou01(出所:厚生労働省)

ここで念のため、日本の人口減少を図で確認しておきます。1990年代半ばから生産年齢人口が減少していることが一目瞭然。

飲食業の業態別の市場規模推移 その1

ジャンル別(出所:公益財団法人 食の安全・安心財団公表資料より作成)

まず、これを見ると食堂・レストラン、バー・キャバレーなどの市場規模全体に占める割合が大きいことがわかります。

バーなどは客単価が大きいのでそれなりの規模になっているはずです。

※キャバレーって死語だと思いますが(笑)、調査上はそういう言葉が使われてますw

人口減少に入ってからも、食堂・レストラン、キャバクラ以外の飲食店はそれほど大きな影響を受けていないようにグラフ上は見えてしまいますが、居酒屋の場合、1997年と2013年を比較すると29%の減少です。

飲食業の業態別の市場規模推移 その2

上の図で食堂・レストラン、キャバクラ以外の状況がわかりづらかったので、フォーカスしてみました。

ジャンル(出所:同上)

これを見ると、やはり全体としては減少傾向にあることがわかります。

ただその他飲食店だけは、うなぎのぼり的に市場規模を拡大させています。その他飲食店は、マクドナルドなどのファーストフードです。

ちなみにマックは先日、2014年10月に業績の下方修正しましたね。
(2016年にはマック売却のニュースもあります)

4511572014_3a585ba748_zPhoto credit,Fumi Yamazaki

上にアップしたデータが示すように、今後も市場規模の縮小は避けられないはずで、同業者と同じようなことをやっていては厳しい競争に巻き込まれるだけです。

まとめ

今後も長期的に飲食業の市場規模は縮小を続ける。

市場規模ではなく、居酒屋などの最新の店舗数の推移についてリンク先の記事で図解してみました。なおイタリアンや回転寿司の店舗数についてもコメントしています。

参考:居酒屋など飲食店の店舗数はどれくらい減っているのか?

補足:飲食店の市場規模と店舗数

飲食店の市場規模や店舗数についての記事が増えてきたので、一覧にしてまとめました。

業態別の店舗数や市場規模についてご興味のある方は、下のリンク先でご確認ください。

飲食店の店舗数と市場規模についての記事を一覧にしてまとめました。

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業態別の市場規模推移

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