【補助金】飲食業の具体的な事例をご紹介します!

      2016/03/19



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先日、東京都中小企業団体中央会が主催したものづくり・革新サービス補助金の説明会に参加してきましたが、多くの企業が参加されていました。

多くの事業会社がこの補助金の申請を検討されているようです。

さて前回は、小規模事業者持続化補助金について簡単にご紹介しました。

参考:【追加公募】小さな飲食店には嬉しい返済不要の補助金

今回は、小規模事業者持続化補助金ではなく、前々回お話した革新的サービスやものづくりの補助金についての具体的な事例をご紹介します。

この補助金は、飲食業だけが申請できるものではなく、他の業種でも要件を満たせば申請可能です。

補助金の正式名称は、ものづくり・商業・サービス革新補助金(以下、補助金)

飲食業における革新的なサービス

補助金に応募する要件の1つとして、中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドラインで示された方法で行う革新的なサービスの創出等であることという要件があります。

この「中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドラインで示された方法」とは、どういう方法かわかりづらいと思いますが、この方法は下の図の1~10が該当します。

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要は、1~10の方法を用いて革新的なサービスを提供できるならば補助金支給の対象になるということだと思います。

中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドラインで示された方法

1~10もやや抽象的なので、中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドラインで示されている具体的な例をご紹介します。

新規顧客層への展開の例

・住宅街のレストランが、昼間に主婦向けの料理教室を開くのみならず、手間がかからない簡単なレシピを開発し、金曜夜や土曜日も教室を開くことで、独身男性や家族サービスのため料理に興味ある夫へ顧客層を拡大する。

独自性・独創性の発揮の例

・レストランが、医師や栄養士との連携で糖質制限や糖尿病予防など生活習慣病予防をテーマとした新メニューを開発するとともに、直接地域内の農家や漁師から流通経路に乗らない規格外の材料を仕入れることで、低価格な料金で提供する。

ブランド力の強化の例

・喫茶店が、単に飲み物や軽食のみならず「くつろげる空間」を提供するコンセプトを打ち出し、ビジネスマンや学生、主婦等が日常的な疲れから解放され、比較的長い時間を過ごせるよう内装や室内音楽を選定し、レストランや旅館のような接客を行う。

ガイドラインのなかでは、スタバも紹介されています。

・「サードプレイス」を提供する「スターバックス コーヒー」

家庭でもオフィスや学校でもない、「第3の場所(サードプレイス)」をつくるという理念に基づき、「誰に」「何を」「どのように」提供するかを徹底的に追求した。日常を忘れてリラックスして過ごせる場所を求める人に対して、コーヒーではなく「心くつろげる空間」を提供するものである。厳選されたアラビカ種のコーヒー豆のみを使ったコーヒーなど比較的高価格の商品を充実させると同時に、礼儀正しくかつフレンドリーな接客で提供する。そして、ソファの設置、落ち着いた照明や色使い、お洒落なインテリアや内装、心地よいBGM、通りに面したオープンテラスなどによって、商品・接客・店舗デザインが一貫した形で「心くつろげる空間」を創り出している。

・割烹料亭にて、属人的でありバラつきがあった接客の品質を統一するため、最も顧客から評判がよい仲居の接客対応をベストプラクティス(最もうまくいった仕事の仕方)として分析して、行動をマニュアル化することで研修に活用する。それによって全員の仲居で同様の接客ができる体制をつくる。

・居酒屋が、日本国内の安心できる生産者から野菜や魚を仕入れたことを示すため、材料ごとの仕入れ先情報(住所・企業名・氏名等)を開示してメニューや店内掲示物に載せるほか、生産者自身による農作業や漁の解説、野菜や魚へのこだわりといった「生の声」を広報物で紹介する。

顧客満足度の向上の例

・レストランが、来店する顧客に対して定期的に満足度アンケート調査を実施することで、どのような層の顧客がどのような食材やメニューを求めているのか、どのようなスタッフの行動・振る舞いに満足しているのか明らかにする。その分析結果を新メニュー開発、スタッフの行動目標の設定とその接客教育への適用を行う。

価値や品質の見える化の例

・レストランが、インターネットによる評価サイトへ積極的に登録したり、メニューのおいしさや接客術等を競うコンテストへ継続的に参加して受賞を目指す。合わせて、有名コックなど外部有識者と連携して自社独自の料理技術認定制度を策定し、その基準を公開することで、外部に自分達のレベルを示していく。

ITの利活用の例

・飲食店が、接客係にセンサーを付けて行動パターンを可視化・導線分析を行い、より接客に時間をかけることができるよう、人員配置や厨房レイアウトを変えるなど、店内オペレーションを改善した。

まとめ

以上に示したような方法で、革新的なサービスを提供できれば最高で1,000万円の補助金の申請ができ、採択されれば受給できることになります。

余談ですが、この補助金は、飲食業に限ったものではないので、ガイドラインのなかでは飲食業はもちろん、飲食業以外の事例も紹介されています。

申請時の注意点

前々回の記事でもお話しましたが、この補助金の申請には認定支援機関の確認書が必須です(当事務所も認定支援機関です)。

補助金の申請書の作成などに関しては、当事務所が、成功報酬で申請を代行しております。

ただお問い合わせが増えており、リソースにも限りがあるため、申請代行については承れないこともあります。

この点につき、予めご了承ください。

その他、ご不明な点があれば当事務所までお問い合わせください。

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